イーサリアムから生まれた猫「クリプトキティーズ」CryptoKitties

クリプトキティーズ1

 

 

世界最大のブロックチェーンゲーム

 

クリプトキティーズ(CryptoKitties)を御存知でしょうか?キティはもちろんハローキティの名前にもなっている、英語で仔猫を意味する単語です。そしてクリプトとは「暗号の」という意味です。

 

直訳すれば「暗号の仔猫」という、女スパイの異名のような名前ですが、実はブロックチェーン上でバーチャルな仔猫を集めるゲームの名前なのです。これが現在、世界最大の「ブロックチェーン上のゲーム」となっています。

 

人気ゲームの猫キャラクターならさぞ可愛らしかろう……と思ってみると、ちょっとコメントに困る外見です。まあ日本でも一番人気のある「猫のキャラクター」はドラえもんでしょうから、必ずしも猫のキャラが可愛さを武器にするとも言えないのでしょう。

 

 

クリプトキティーズの異常な加熱ぶり

 

クリプトキティーズ2

 

前述の通り「猫集めゲーム」なのですが、コンプリートは容易ではありません。体の色や模様など、猫たちの組合せには膨大な数があります。最もレアな猫はオークションで、日本円にして1400万円の値がついたそうです。なお実際の落札は、イーサリアム(ETH)で行われました。

 

最盛期にはこの猫たちの取引が、イーサリアムのブロックチェーンを停止させたことがあります。ウィルス事件などの事故ではありません。猫の取引量が総取引量の30%を閉めるほどになり、ネットワークに負担がかかり過ぎたのです。

 

異色のクリプト・コレクタブル

 

クリプトキティーズ3

 

クリプトキティーズをはじめ、ブロックチェーン上でカードやキャラクターなど何かをコレクションしていくタイプのゲームを総称して「クリプト・コレクタブル」と言います。キティーズの場合、運営は最初に「ゼロ世代」と呼ばれる5万匹の猫を売り出しました。

 

それ以後の猫たちは、この5万匹を掛け合わることで生まれてきます。その可能性は2の32乗。42億9496万7296通りです。コンプリートしてしまえば終わりというタイプのクリプト・コレクタブルも少なくないのですが、猫たちは1匹「安くて数百円程度」とのこと。

 

全部買えば兆単位のお金が必要になるわけです。自分で掛け合わせても作れるとはいえ、さすがにコンプリートは困難。つまり事実上終わらないゲームなのです。

 

また、ただ集めるだけでなく、様々なミニゲームも追加できるようにプログラムされています。この機能は運営以外にも開放されており、猫同士をバトルさせるゲームなども登場しているようです。ブロックチェーンは終わらない遊びをも私たちに提供してくれるのです。

 

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