イーサリアムのDappsとERC-1155の関係

erc1155

イーサリアム(ETH)といえば、いまや世界中で人気を集める仮想通貨の一つです。ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇り、スマートコントラクトなどの特筆すべき特色を持っているものです。

イーサリアムというととかく仮想通貨としての価格や利便性に目が行きがちですが、実はそもそもイーサリアムは分散型アプリケーション、いわゆるDappsなどを作成するためのプラットフォームです。そのDappsが急激な成長を遂げ、さらに新たなトークン規格であるERC-1155が発表されました。

イーサリアムのDappsの成長


イーサリアムは2013年から開発が進められ、2015年に取引が開始された、仮想通貨としては比較的歴史の古いものです。取引開始後も開発チームが日々開発に励んでいるため、常に新しい機能・サービスが提供されています。

基本的な技術であるブロックチェーン技術は、開発のかいあって安定してきたため、今度はそのプラットフォームで作成される分散型アプリケーションが成長を遂げてきました。

Dapps開発のために必要とされるフレームワークのダウンロード数は2017年10月の20万ダウンロードから1年で55万ダウンロードにまで増加しました。Dappsによって開発されているものの中にはゲーム、分散型取引所、シェアリングサービスなどがあります。

特に仮想通貨を取引所を介さず個人間でやり取りする分散型取引所は、契約の不履行などの問題を防ぐためにブロックチェーン技術が用いられており、今後も広がっていく可能性を秘めています。

ゲーム開発促進のためのERC-1155


イーサリアムのDappsでもっとも一般的なのはゲームです。そしてゲームの開発を促進すると注目されているのがERC-1155です。

これまでイーサリアム上でコントラクトによるトークン発行は「ERC20」 という基準が一般的でした。

さらにその後作成されたERC-721という基準も用いられていました。ERC-20はDapps内の通貨のようなもので、ERC-721は各トークンが異なる価値を持つという概念に基づいたものでした。

しかしERC-1155はこの二つの問題点を克服したハイブリッド型の基準とされ、今後ユーザーが楽しみながら行えるゲーム開発にさらに拍車がかかると考えられています。

ビットコインが決済に特化した仮想通貨として人気を集めましたが、イーサリアムは機能・サービスのさらなる広がりを感じさせるニュースがまだまだ出てくる将来性の高い仮想通貨と言えるでしょう。

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