マスターカードが仮想通貨の決済スピード向上の特許を取得

マスターカード

 

Mastercardが仮想通貨関連の特許を獲得

 

マスターカード社がアルトコインのトランザクション処理速度向上をなす有効手段において特許を取得しています。このシステムでは取引の高速化とともに安全性向上もなされます。国際的な取引決済を取り扱う世界最大手のクレジット会社にとって、仮想通貨を利用した利便性の高いサービス提供を行うことはまさに望む所です。

 

近年になって既存の通貨に対して不満を漏らし始めた金融業界の中にあって、マスターカード社は仮想通貨へのシフトチェンジを最も強く望んでいる企業のひとつと言ってもよいでしょう。そこで、今回取得した特許が法的根拠を持って市場に流用される事となれば、クレジットカードサービスがより手頃な価格で提供できるのです。

 

仮想通貨にたいする行政の判断は良くない

 

ただし米国特許商標庁では、『仮想通貨のもつ匿名性や取引の安全性は非常に高いものの、現時点での価格変動の激しさが決済アイテムとしての安定感を欠いていて、取引自体にトラブルを生じかねない。また取引スピードも10分と遅いので実用性に欠ける』と警告を発しています。

 

仮想通貨によるトランザクション処理能力や安全性は、新世代の仮想通貨を見れば明らかです。取引は2~5秒もあれば完了するブランドがいくらでもあり、スマート契約システムやステルス取引といった匿名性も安全性も担保されたアルトコインが続々と発表されています。

 

しかしアメリカやヨーロッパなどの行政側では、ビットコインのポテンシャルをサンプルにして評価しているために、既存の決済システムより劣るとの判断がなされていました。つまり通貨としての安定性を担保しなければ、法定通貨としての利用は難しいと考えているのです。

 

マスターカード社の考案したシステムとは?

 

マスターカード社が取得した特許では、既存の金融ネットワークにアルトコインを載せるシステムです。つまりドルやユーロの代わりにアルトコインを流通させるというものです。またブロックチェーンネットワークでは得られない不正アクセスなどの情報を活用して、未然に詐欺やハッキングのリスクを軽減させる事ができるとも言われています。

 

これは仮想通貨のもつ特異性を無駄にするアプローチにも見えますが、現時点でアルトコインの利便性や信頼性が十分に社会に浸透していない事を考えれば、必要な回り道だと言えるかもしれません。なお、今匿名取引システムの特許申請をしているとのことで、マスターカード社が仮想通貨導入への取り組みに如何に積極的かが窺われます。

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