NEMブロックチェーンとIoTを使って医薬品の品質管理を

ネム 医薬品

 

いまや仮想通貨は決済や投資の枠を超えて、他の業界に進出するようになりました。製造業では生産・流通・販売までをブロックチェーンで一元的に管理することで、産地偽装を防ぎ、賞味期限を適正に管理できるとして実装の試みが始まっています。

 

不動産業においても、賃料、リフォーム履歴などをブロックチェーンを用いて管理する方法が実際に用いられています。その中で仮想通貨NEMネム(XEM)のブロックチェーンとモノのインターネット「IoT」で、医薬品の品質を管理するシステムが投稿されました。

 

プロバイオティクスの温度管理

 

この投稿では、特に胃腸に問題を抱える人向けの善玉菌プロバイオティクスが取り上げられていました。プロバイオティクスはサプリメントとして通販サイトから簡単に購入できます。

 

しかしプロバイオティクスは生きている菌なので、当然温度管理がなされていなければなりません。そうでなければせっかく通販サイトでサプリメントを購入しても、効果を実感することはできないからです。

 

通常は保冷剤を入れて購入者のもとにプロバイオティクスが届けられるはずですが、実際には温度管理がなされず自宅に届いたというケースも報告されています。

 

医薬品にとって温度管理はとても重要なので、製造段階や保管の段階で適切な温度管理がなされるように、NEMブロックチェーンを用いれば良いのではないかというのがこの投稿の趣旨です。

 

NEMブロックチェーンとIoTで品質管理を

 

品質管理の最初は、製造段階でのプロバイオティクスが入ったボトル内の温度管理と湿度管理、IoTデバイスの出番です。温度・湿度管理が適正に行われているなら、それをサーバーを介すことなくNEMブロックチェーンに記録できます。

 

製造段階で問題がなければ保管の段階となります。保管の段階でも温度・湿度が監視され、そのデータが随時NEMブロックチェーンに記録されていきます。

 

そして保管場所から消費者の自宅に届くまでも温度・湿度管理が行われ、必要であればそこでもブロックチェーンを利用しての記録が可能です。

 

ブロックチェーン上のデータは改ざんがほぼ不可能であるため、消費者から品質管理について疑問が呈されても、製造段階にまでさかのぼって品質管理の状況を確認できるのです。

 

消費者にとっても製造者にとっても、ブロックチェーンを用いた医薬品の品質管理はメリットが大きいのです。今後医薬品の分野にもブロックチェーン技術が進出していくか注目しましょう。

 

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