ブロックチェーン国際間支払にVISAが参入

VISA

 

先陣を切ったAMEX・VISA

 

世界の代表的クレジットカード会社であるAmerican Express(AMEX)VISAが、ブロックチェーンを基盤とした国際間支払プラットフォームについて、ほとんど時期を同じくして発表しました。ここではVISAに重点を置いて説明します。

 

フィンテック・フェスティバル(シンガポールにて開催)でVISAは、金融機関向けサービスの提供を、が国際間支払いのためのBusiness-to-Business(B2B)商業プラットフォームで目指すと発表しました。

 

このプラットフォームはブロックチェーン基盤によるもので、送金側銀行と受取側の銀行をダイレクトにつなぎ、国際間支払の複雑な過程をシンプルにすることを狙ったものです。すなわち国際間の支払いフローの効率化です。

 

本プロジェクトは2016年にすでに予告されていたものですが、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(シンガポール)、ユニオン・バンク・オブ・フィリピン、新韓銀行(韓国)ほか米国に基盤を有する商業銀行などが国際的に提携することが分かっています。

 

リップルの展望

 

リップル(XRP)はリップル社創設当初から「送金のためのネットワークづくり」を見据えて作られた仮想通貨です。が、仮想通貨の発行者は、テーマだけぶちあげて必要なインフラや環境の整備については何の続報もなく立ち消え、データ屑だけが残るというものも少なからずありました。

 

しかしリップル社はRippleNetと呼ばれる、各種銀行や送金業者等の企業をまきこんだ国際送金の大規模なブロックチェーン・ネットワークシステムを構築し、銀行向けのxCurrent、銀行を除く送金業者向けのxRapid、国際送金の確実性を高めるためのxViaという3種のプロダクトを武器に、各国企業との提携に積極的に動き、アジアを含む世界に進撃しつつあるのです。

 

AMEXとSantander社の協力

 

またリップルは、American Express社及びSantander社との協力のもと、米英間クロスボーダー決済の高速化をブロックチェーン技術で実現させようとしています。これら金融業界大プレーヤーがリップルと提携したことは、仮想通貨業界にも、金融業界そのものにも大きなインパクトになりました。

 

彼らが魅力を感じているのは、主に送金ネットワークシステムの利便性であって、XRPの売買そのものは二次的とも考えられます。この機能を担うだけでもXRPの需要は向上し、価格上昇へとつながる可能性は高いでしょう。

 

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