アメリカン・エキスプレス社がxRaidの使用合意

 

アメックスとリップル提携の歴史

 

アメリカン・エキスプレス(アメックス)とリップル社は、2017年11月に提携を発表していました。大手クレジットカードを運営するアメックスにとって、国際間決済における時間と手数料の壁は課題でした。

 

そこで決済スピードの迅速さで知られるXRPを実装することで国境を超えた決済の大幅なスピードアップが期待され、XRPの価値も上昇を見せていました。

 

そして2018年1月、XRPによる即時支払いシステムの実装が完了されました。このとき拡大予定はあったものの、まずは「アメリカ法人の顧客」が「イギリスが拠点の企業」に資金を送付する場合に限定されていました。

 

アメックス、xRapidの仕様に合意

 

アメリカンエキスプレス

 

そしてついにアメックス社が、リップル社のxRapidの仕様に合意していることについて、前リップル社CTO(最高技術責任者)のStefan Thomas氏(現Coli創業者)が明らかにしました。

 

Stefan Thomas氏はxRapidの初期段階での試運転結果を高く評価しており、パイロットでは40~70%のコスト削減に成功していたとのことです。

 

なおxRapidのテストに合意した企業には、他にWestern Unionなどの大企業が含まれているほか、Bittrexなど仮想通貨取引所でも、xRapid仕様に合意したというニュースも流れてきています。ただ今回の発言は、アメックス・リップル両者の公式発表ではありません。

 

しかし、様々な企業がリップルの導入に踏み切り、あるいは前向きに検討しており、RippleNetの各プロダクトやXRPが大々的に使用される準備が整ってきていることを感じさせます。

 

xRapidとは何か

 

xRapidは、国際送金に力を入れるリップル社が構築したネットワークRippleNetの3大プロダクトの1つ。送金業者向けのサービスで、リップル(XRP)をブリッジ通貨することで低コストの送金を可能にしています。

 

ブリッジ通貨というのは異なる通貨ごとの変換を仲立ちする通貨のことです。海外送金では通貨同士の変換が不可欠です。

 

しかし、たとえば世界中の100種類の通貨を相互に交換するとなれば、100種類の通貨それぞれに他の99種類との交換があるため、交換のパターンが膨大になり手続が煩雑になります。この煩雑さが送金コストに反映します。

 

ところが常にいったんブリッジ通貨に交換する仕組みを採用すれば、100種類を常にブリッジ通貨(この場合はリップル(XRP))とだけ交換すればよいので、飛躍的に送金コストが下がります。この仕組みに使われているのがxRapidなのです。

 

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